【新作】みんなのA列車で行こうPCをやってみた!
A列車で行こう・・・。
数年前に映画がありましたね。
DVDで観ましたけどなかなか見応えがありました。
前置きはそれぐらいにしつつ、今回取り上げるのは鉄道経営シミュレーションゲームの「A列車で行こう」です。
鉄道に詳しいかたならおそらく1度は耳にしたことがあると思いますが、本日その新作である「みんなのA列車で行こうPC」が発売されました!
さっそくプレイしてみたので、その見所や特徴をご紹介したいと思います。
<Today's contents>
A列車で行こうとは?
『A列車で行こうシリーズ』は、アートディンクが開発した都市構築型の経営シミュレーションゲーム(ミニスケープ)のシリーズである。
(Wikipediaより転載)
簡単に言えばPCやゲーム機で「箱庭」が作れるって訳ですね。
対応デバイスはPCはもちろん、DSや3DSにくわえてPlayStationにも対応し誰でも楽しめるようになっています。
自分も知らなかったんですが発売が1986年と古く、今年でちょうど30年を迎えるシリーズなんですね。
今作の特徴
Ⅰ ベースは3DS版!
(近年の)A列車で行こうシリーズは本家PC版の「よりリアルな鉄道シミュレーション」とDS系列版の「誰でも手軽に楽しめる」ものの2つに分かれていましたが、今作は3DS版がベースとなりつつPCで動くものになっています。
3DS版と同じように「時代」に沿ったストーリーとなる
また、3DS版では老朽化する建物など随所に「時代」が意識されていましたが本作もそれを踏襲する形になっています。
Ⅱ どのデバイスでも動く!
本家PC版はよりリアルである反面、そこそこのPCでないと動作しません。
Core2+GT730という筆者の環境ではFPSが30出るか出ないかといったところでした。
一方本作は推奨スペックがかなり下げられたおかげで筆者程度の環境ではもちろん、内蔵GPU(インテルHDグラフィックス)でもサクサク動作するようになっています。
こちらが本家PC版の操作環境。
こちらが今作の動作環境。本家との違いが歴然。(いずれも公式HPより)
Ⅲ グラフィックスはより美しく
性能を必要としないということはグラフィックスがあまりよくないのか、という話になりますが3DS版との比で解像度は4倍になり各種テクスチャも修正が行われています。
(本家PC版と比較しては話になりませんが、あくまでDS系列のシリーズということなので。)
FullHDで細かいところもちゃんと表現されている。
実際にプレイしてみた
では、実際にプレイして気づいた点です。
① 3DSの雰囲気そのままにPC向けにチューニング
3DSは画面が2画面で下画面と上画面でうまく使い分けたレイアウトとなっていましたが、本作では画面が大きくなったのを生かしたレイアウトとなっています。
右下が3DSでいう下画面、左下が上画面の役割を果たす。文字入力は3DSよりも使いやすい。
② 時速変更に「超高速」
マスコンが一段階増えた7段階となっている。
3DS版では最高速が「早送り」となっていましたが、本作ではその一段階上の「超高速」が最速となっています。
何気に早く進めたいときに便利な機能ですね。
③ より広範囲が見渡せるように
上が最大ズーム(おそらく3DSと同レベル)、下が最小ズーム。3駅が1画面に収まってしまう。
3DSではズームレベルの変更はできませんでしたが、本作ではズームレベルの変更が可能になっています。
複数の駅(地域)を見渡す場合はズームアウトして、じっくりと観察する場合はズームインしてといった具合に使い分けることが可能です。
④ アイコンが小さい
見ての通り、かなりアイコンが小さい。
これはデメリットなのですが、3DS版を踏襲しすぎているのかかなりアイコンが小さいです。
画面が小さいノートパソコンなら分かるのですが、20数インチあるモニターでやると結構押しづらかったりします。
アイコンのサイズ変更機能とか装備してくれるとありがたいのですが。
⑤ 買い方色々、シナリオ共有がしやすい
本作はSteamでのアカウント管理となった。
共有はこのようにSteam内で行い、ワンクリックでシナリオの追加が可能。
本作はSteamアカウントを使用することで製品のアクティベーションを行います。
製品はダウンロード版とパッケージ版が販売され、様々な手段で購入が可能です。
ちなみに、ダウンロード版を購入される場合はSteamストアかArtdinkネット通販のどちらかで購入することになります。
結局Steamでのコードが送られてくるのですが、Artdinkネット通販でだと特典が付くのでArtdinkネット通販で購入することをお勧めします。
シナリオの共有に関して、3DS版では画像コードを通して行っていましたが、本作ではSteamコミュニティでの共有になり、より簡単に行うことが出来るようになりました。
まとめ
3時間近く遊んでみた限りでは基本的に他は3DS版と同じです(多分)。
しばらくプレイしていなかったのですが、筆者はDSでA列車で行こうに出会った人なので結構はまりそうです。
特にどのデバイスでも動くというのはかなりうれしい点ですね。
また、Steamコミュニティにシナリオデータを公開したり、逆にもらったりというのが簡単にできるのでシナリオ作成にも気合が入りますね。
そこまで価格も高くない(と思う)ので、本家PC版は動かない・・・という方も、本家をやりつくしている方も、ぜひ年末ゆっくりとプレイしてみてはいかがでしょうか。
12/26追記:
このソフトの注目点等、新たにまとめなおしたものがこちらの記事になります。
以下、各種リンクです。
みんなのA列車で行こうPC / Windows用ゲームソフト
(みんなのA列車で行こうPC公式HP)
(みんなのA列車で行こうPC/Artdinkネット通販)
Steam Community :: みんなのA列車で行こうPC
(みんなのA列車で行こうPC/Steam)
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