あの「プチプチ」がGoogle日本語入力として登場?!
ついに新年度、2017年度が始まりましたね。
ソフト紹介が続いていますが、今日はとある製品のご紹介です。
勘がいい人は最初の数行で気づいてしまうかもしれません?笑
<Today's Contents>
Googleのホームページに...
「Google 日本語入力プチプチバーション」
4/1、日付が変わってから調べ物をしているとGoogleのホームページの下の方に何やら気になる文章が。
「ん?なんだこれ?」
そう思ってクリックしてみると、Google日本語入力のページに飛ぶのでした…
あの「プチプチ」がキーボードに?!
※ここから先はネタバレ要素を含みます。
ネタバレしたくない方は先にGoogleのホームページへからどうぞ。
梱包によく使う、あの「プチプチ」
そうです、なんとGoogle日本語入力があの「プチプチ」でも利用できるようになったんです。
公式の紹介ページ曰く
「空気のように、軽やかな入力。」
無機質なキーボードやつるつる滑るだけの味気ないタッチスクリーンとはもうサヨナラです。Google 日本語入力 プチプチバージョンは、従来のデバイスにはない手触りを追求して究極のユーザー体験を実現しました。
というわけだそうです。
なんかすごいものが出てきましたね…
では、もう少し詳しく掘り下げていきましょうか。
どんな仕組みなんだ?
対応するプチプチを機械に通すとキーボードとして利用できるようになる
やはり一番気になるのはそこですよね。
ただのプチプチがどのようにしてキーボードとしてなるのか。
「マークシート」をイメージするとわかりやすいかもしれません。
対応するプチプチの対応するキーボードの部分を潰し(「け」と打ちたければキーボードでいうところの「K」と「E」の部分にあるプチプチを潰す)、専用の機械に通すと見事入力されます。
しかもローマ字入力に限らず、点字風入力やUTF-5風の入力ができるのもあのプチプチだからこそできることですね。
現在普及しているのは固いキーを持つキーボードですが、柔らかいプチプチのキーボードが今後の主流にもなりそうな気がします。
インテリアとしても
写真のように透明なプチプチはインテリアとしても活用することができ、シンプルだからこそ味わえる独特の雰囲気を醸し出します。
ただ一つだけ気に入らない点があるとすれば、専用の機械の柄ですかね...
木目調といったような柄が出ることに期待しましょう。
プチプチは何でも使えるの?
カラーバリエーションや入力形式は様々
残念ながら、どのプチプチでもというわけにはいかなそうです。
対応する専用のプチプチも同時に発売されるようで、こちらでないとキーボードにはならないようです。
現在のところキーボードとなるプチプチは一色しか発表されていませんが、公式ページでは様々なカラーバリエーション、入力形式に対応したプチプチを開発している旨の表記がなされており、今後にの発表に期待ができそうです。
細かい仕様とお値段は?
気になる値段の前に、先に細かい仕様を確認してみます。
公式ホームページより
どうやら2種類のモデルが出るようです。
こちらが携帯可能なハンディタイプ
先にご紹介したものは一般的な「スタンダードタイプ」のようで、これとは別に携帯可能な「ハンディタイプ」もあるようです。
どちらも接続はUSBと一般的なキーボードと変わらない使用が可能です。
ハンディタイプは厚みが5cm以下とカバンに入れてもがさばらないサイズなのがうれしいですね。
さて気になるお値段なのですが、今のところ発表はされていません。
しかし内部構造も単純なようで、一般的なキーボードよりも少し高めの4000円程度といったところになるのではないでしょうか。
発売日は?
こちらも今のところ発表はされていません。
市場調査の結果を踏まえて判断するようです。
こんな斬新なキーボード、予約が殺到しそうですが…
続報に期待ですね。
更に詳しい情報はこちら!
公式ホームページでは製品のプロモーションビデオも公開されており、より詳しい説明がなされています。
開発に至った背景なども公開されていますから、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
公式ホームページやブログでは簡単な紹介が載せられていますので、こちらもぜひご覧ください。
まとめ
さすがはあのGoogle、やることが違いますね。
これまで様々なキーボードをGoogleは発表してきましたが、まさかプチプチがキーボードになる日が来るとは...
開発には80%の窒素と20%の酸素が含まれているようで、ぜひ発売されたら購入してみたい一品です。
皆様もこんな変わったキーボードですがこれからのスタンダードになり得る製品ですから購入を検討されてみてはいかがでしょうか?
※この記事内での画像は特に記載がない限り公式ホームページから引用させていただいています。
※「プチプチ」は川上産業株式会社の商品名称です。
(この記事には追記があります。)
ところでこのキーボード、自作できるようです。
マイコンはArduinoでソースコードも公開されているので時間があればちょっと制作してみましょうかね…
公式ブログを読んでいるとGoogle日本語入力開発チームの遊び心がひしひしと伝わってきますね。
こういうことを平然と挑戦してくれる、Google日本語入力開発チームをこれからも応援していきたいと思います。
さて、新年度も頑張りますか…
これからも当ブログをよろしくお願いします。
※この記事の内容に関して、各企業へと問い合わせることはおやめください。
※この記事の信憑性について、筆者は一切の責任を負いません。
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