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ブルースクリーン消滅→グリーンスクリーンに?!【Windows10 Build14997】

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新年初の話題はこちらです。

先月のクリスマスシーズン中に、Windows10 Build14997がリークされました。

現在Insider向けに配信されている最新ビルドはBuild14986となっており、それよりも最新のものとなります。

海外ではこの最新ビルドには様々な新機能が詰まっていると話題になりましたが、筆者もイメージファイルを手に入れることが出来ましたのでさっそく検証してみようと思います。

※なおイメージファイルは海外版のため言語が英語のため適任翻訳して書いています。

そのため若干不自然な翻訳があるかと思いますがそこは目をつぶってご覧ください。 

 

<Today's Contents>

 

「設定」アプリはよりコンパネに近づく

Win+Xのメニューでコントロールパネルが「設定」アプリに置き換えられて少し経ちましたが、「設定」アプリの進化は順調に進んでいます。

特に今回のビルドでは多くの項目が変更されています。

 右カラムにヒント欄が

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サポートに連絡が出来る項目などが新たに増えている。

アプリ内各画面右カラムにサポートなどの項目が表示されており、カスタマーなどへの連絡が容易になっています。

新たに「アプリ」カテゴリーが追加

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これで綺麗に10項目そろった形になるが、これ以上カテゴリーは増えないのか?

今までは「システムとセキュリティ」カテゴリー内に「アプリ」という項目が存在している形でしたが、今回からは「アプリ」項目が独立し新たにカテゴリーとして追加されました。

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「Apps&Feature」(アプリと機能)の項目。

なおこの項目ではアプリの検索方法としてインストールされたドライブごとに絞り込んで検索することが可能となりました。

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「Default apps」(既定のアプリ)の項目。

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「Offline maps」(オフラインマップ)の項目。

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「Apps for website」(ウェブブラウザーアプリ)の項目。

デフォルトのブラウザーに何を使用するかを選択できるみたいですね。 

「ディスプレイ」項目が一新、ブルーライト軽減も可能に

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新たにブルーライト軽減の機能が追加されている。

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現在は解像度の変更をするのに「ディスプレイの詳細設定」内で変更する必要があったが、今回からはその手間もなくなりそうだ。

現在、「システムとセキュリティ」カテゴリ内「ディスプレイ」項目では画面の向きの変更、それと拡大率の変更しか行うことが出来ませんが、今回のビルドでは一新され解像度の変更等も行えるようになりました。

また注目すべき機能として「ブルーライト軽減」が追加されました。

正直なところOS組み込みの機能にするとは思っていなかったので驚きです。

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日の出や日の入りに合わせて調整することも可能?

ブルーライト軽減」の詳細設定ではフィルターの色のカスタマイズ、時刻に応じて自動的にオン・オフを切り替える設定が変更できます。

しかし現在のビルドではこのように項目はありますが、実際に色が変わることはないようです。

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またクイックアクションにも追加されており、実装されればワンタッチで切り替えることが可能になりますね。

テーマでカスタマイズすることが可能に

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Windows8までは「テーマ」という機能が備わっており、テーマに応じて壁紙やシステム音、ポインターデザインの変更が可能でした。

一方Windows10では項目こそあるものの中味はまったくの空となっており、意味のないものとなっていますがついに実装するようです。

個人的にはシステム音にどのようなものが登場するのか気になるところです。

Windows7の自然テーマのシステム音のように一風変わったものなど登場しませんかねぇ。

よりカスタムしやすくなった「色」項目

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「個人用設定」カテゴリ内「色」項目ではウィンドウの色などを調整することが可能でしたが、直前に選択していた5つの色が保存されるようになりより調整しやすくなったといえます。

また現在はトグルスイッチによってタスクバーやアクションセンターの色付けを管理していますが、今回チェックボックスに変更されました。

視覚的にチェックボックスのほうががわかりやすいですね。

「ストレージ」項目が進化

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アプリの保存先の設定が格納されすっきりしたレイアウトになった。

従来のストレージ項目は容量の確認とアプリやファイルの保存先を変更が行えるだけでしたが今回のビルドでは「ストレージオプション」なる項目が追加されました。

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それに加え、新たにストレージ管理のリンクが追加されストレージの追加が容易になりました。

(すいません筆者はこの項目がよくわかりません・・・。)

Bluetooth」と「接続中のデバイス」項目が統一

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現在は「デバイス」カテゴリー内に「Bluetooth」と「接続中のデバイス」の2つが存在していますが、これが統一されて「Bluetoothとそのほかのデバイス」という項目になりました。

なぜまとめたのかは不明ですが、接続中のデバイスは「マウス」「オーディオ」など細かく区別されるようになり、より管理がしやすくなりました。

Windows Defender、ついにアプリに

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Windows Defenderは念願の?アプリに昇格。

従来はデスクトップアプリで簡易なウイルス対策ソフトとして機能していたWindows Defenderですが、ついにアプリになりました。

また以前よりも機能が強化され、OS付属レベルのウイルス対策ソフトとしては上出来なのではないでしょうか。

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「Virus&threst protection」(ウイルスと脅威の保護)の項目。

検出数の確認も以前よりわかりやすくなりました。

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「Device performance&health」(デバイスの状態)の項目。

Windows Updateやストレージの状態、それにドライバーのチェックやバッテリーの寿命などWindowsにおいて重要な部分を一括で管理できるようになりました。

以前のWindowsでは考えられない機能ですね笑。

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「Firewall&network protection」(ファイアーウォールとネットワークの保護)の項目。

ウイルス対策にしてはまだ弱いところがありますが、ウイルス対策ソフトを導入していなくてもある程度保護されるというのは心強いですよね。

Windows10はセキュリティを強化すると公言しているだけあって、セキュリティ面が着実に強化されていっている感じがします。

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「Family Options」(家族のオプション)の項目。

 この項目はまだ開発中らしくリンクをクリックしてもブラウザーが開くだけですが、子供などのユーザーに対する設定のようです。

正直この辺の機能使用している方がいるのか謎ですが。

Cortanaの進化は止まらない

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ついに初期セットアップでも音声認識が可能となった。

Windows10の音声認識アシスタント、Cortana。

ついに初期セットアップ画面にまで進出しました。

そのため今回のビルドでは初期セットアップ画面が大幅に変更されました。

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初めにネットワーク選択画面。

この時点から音声認識が可能になっています。

以前よりも落ち着いた感じのデザインですね。

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職場で使うのか、個人で使うのか選択する画面。

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ユーザー名登録画面。

Microsoftアカウントを使用する際は「Use an~」を選択することで可能です。

ちなみにWindowsがライセンス認証されていないとこの時点から右下に透かし文字で「Windowsアクティベーションしろ」と表示されるようです。

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各種初期設定の画面。

f:id:Chan209-36:20170104003929p:plain最後にCortanaセットアップ画面。

正直なところ初期セットアップ画面に音声認識が必要なのかどうか謎です。

しかしながらMicrosoftはCortanaを推しており、順当な進化といえるのかもしれませんね。

またCortana呼び出しのキーボードショートカットとして「Win+C」が割り当てられました。

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「Win+C」を押すと左下にちょこんと現れる。

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キーボードショートカットの有効・無効は設定で切り替え可能。

Cortanaはタブレットだけで十分なのでキーボードショートカットとかいらないと思うんですが・・・。

ついに!スタートメニューで!アプリが!フォルダ化できる!

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左の欄、一つのタイルに二つのアプリが表示されているものがフォルダ。

あまりの喜びから!マークが多くなってしまいました・・・。

ついにスタートメニューでアプリがフォルダにまとめられるようになりました。

まとめ方はまとめたいアプリへD&Dするだけ。

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フォルダを開くとタイルがスクロールしフォルダ内のアプリが表示される。

筆者みたいにスタートメニューの配置に凝る人にはうってつけの機能といえそうです。

エクスプローラーから各アプリへの共有が容易に

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エクスプローラーから各アプリへの共有は「共有」タブ→「共有」をクリックすることでアクションセンターのように画面右端にアプリ一覧が表示されてきました。

これはWindows8での仕様を引き継いだ形になっていますが、今回からは右端からではなく画面中央にポップアップ表示されるようになりました。

Windows10は比較的このスタイルが多く、それに合わせた形となりますね。

 BSODならぬGSOD?!

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 画像はTwitter(Chris123NTの投稿)より

あの恐怖ともいえるブルースクリーンがグリーンスクリーンに変更となりました・・・。

というのは嘘で、プレビュービルドでは新規開発部分と既存部分のエラーを区別するために緑色と青色のエラー画面を使用している模様です。

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筆者も必死になって緑色のブルースクリーンを表示させようとしましたが駄目でした・・・。

以降のビルドでもこの緑の画面が導入されていくみたいですので運が良ければ見れるかもしれませんね。

まとめ

まだまだ変更点を秘めているかもしれませんが、今回確認が出来たのはここまでです。

RS1アップデート以降そこまで大きな変化があったとは言えないWindows10ですが、ここにきて一気に変化したという感じですね。

現在はリークされたビルドが海外で若干広まっている程度ですが、早ければ今週中には新たなビルドが正式に配信されると思われますので配信され次第また変更点をお伝えしようと思います!

そういえばこのビルドを探しているときに悪質なソフトをダウンロードさせてきたりするサイトが結構あったので皆さんも海外サイトを漁るときには十分にご注意ください・・・。

おまけ

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OSが海外版だろうと、一部の表示は日本語対応なんですね。

 

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