NW-A40という新型WALKMAN
先日のIMFでSONYから新型のWALKMANとなるNW-ZX300、NW-A40シリーズ、そしてノイキャンヘッドホンシリーズとなる1000Xシリーズの新作が発表されました。
一応全ての概要を話しておくと、NW-ZX300は2015年発売のZX100の後継機種であり、WM1などとならぶ上位機種の位置付けです。
一方NW-A40シリーズは昨年発売のA30シリーズの後継機種であり、正統進化というよりかはA30にいくつか機能を追加したという形になります。
そしてノイキャンヘッドホン新シリーズとなる1000Xシリーズは現行MDR-1000Xの進化版となるMDR-1000XM2、ネックバンド型イヤホンのWI-1000X、それに左右独立型のWF-1000Xの3種類が展開されます。
いずれの製品も10月7日発売開始予定となっています。
というわけで今日はA30シリーズの進化版、A40シリーズについて書こうと思います。
A30シリーズと大差ない?
A30シリーズはハイレゾ対応WALKMANシリーズのエントリーモデルとして、従来のA20シリーズとは一線を画す形で発売されました。
それまでのハードキーに小型の液晶というデザインが定着化していたものを一新し、3.1型タッチパネルを搭載し音楽再生以外の機能を省いたものとなりました。
今回新たに発表されたA40シリーズはA30シリーズと(表面上の)ハードウェアの変更はなく、USBDAC機能追加やMQAファイルへの新規対応といった若干の機能追加に留まっています。
このように目新しい進化はしてないものの、個人的に気になるポイントが2つあります。
個人的に気になる1・付属イヤホン
WALKMANシリーズにはほぼ必ずといって良いほどイヤホンが付属しています。
もちろんA30シリーズやA40シリーズも例外ではなくイヤホンが付属しているのですが(付属していないものもあります)、このイヤホンがA30シリーズとA40シリーズでは異なっています。
A30シリーズに付属しているイヤホンはMDR-NW750Nというモデルで、XPERIA Z5と同世代のイヤホンです。
SONYお馴染みのノイズキャンセリング機能を搭載している他、ハイレゾ音源にも対応していてハイレゾ音源対応イヤホンのエントリークラスとしてA30シリーズに付属していました。
一方でA40シリーズには新たにLER-NW500Nというイヤホンが付属品となります。
このイヤホンはMDR-NW750Nと同等の機能の他、新たに外音取り込み機能というものが追加されています。
この機能は既にノイキャンヘッドホン、MDR-1000Xに搭載されている「ノイズキャンセリング時に外音をマイクから取り込む」機能です。
すでにMDR-1000Xでこの機能を使っている身としてはかなり気になります。
というのもこの機能があるということはイヤホンの密閉度が上がったということであり、また(個人的な感想ですが)NW750Nでのノイキャン使用時のシャリシャリ感が改善されたということでしょうか。
MDR-1000Xのようにヘッドホン(イヤホン)本体側で操作するのではなく、A40に組み込みの機能のようですので他機器では取り込み機能が使えないというのが残念なところです。
個人的に気になる2・USB-DAC機能
USB-DAC機能はA30シリーズから搭載され、対応する機器に対する出力は可能となっていたものの、A40シリーズからはPCに対するUSB-DAC機能が追加されました。
この機能は音声をUSB(wmport)端子から入出力する機能、というものなのですが今回のPC対応によりPCでハイレゾ音源再生→WALKMANにUSB-DAC出力→ハイレゾ音源を劣化させずに音声を聞くということが可能になります。
ノートパソコンなどで音楽を聞こうと思ったときになどに重宝するかと思われるこの機能、(おそらく)アップサンプリングして聞くことも可能でYoutubeなどの動画も高音質で聞くことが可能になります。
※9/5追記 音楽再生のみ可能なようです...
今まではパソコンの音声機能強化となるとサウンドカードの追加やUSB-DAC機器を買う必要がありましたが、これにより安価にパソコンのサウンドの強化を行うことができるようになります。
どの程度強化されるのか分かりませんが、ノートパソコンなどのサウンド強化には重宝されそうです。
A50シリーズはモデルチェンジか?
かつてWi-Fiを搭載していたFシリーズ
さてここまでA40シリーズの新機能について目を向けて来ましたが、ここでまだ発表すらされていない、この次の新機種(仮にA50シリーズとします)にも注目してみます。
WALKMANの開発者インタビューが掲載されているこちらの記事ではこのように次の新機種について触れられています。
確かにネットが発達しストリーミングで音楽を聞くことも主流になった今、Wi-Fi機能への対応は重要なのかもしれません。
そしてもし次のA50シリーズで追加されるとしたら、A30シリーズにも劣らない大きなモデルチェンジをするのだろうと思っています。
SONYが培ってきた高音質技術、そしてそれがストリーミング対応であれば内蔵ストレージの容量を気にせずにその恩恵を受けることができるようになり、WALKMANはますますポータブルオーディオプレーヤーの地位を確立していくでしょう。
おわりに
今回発表されたA40シリーズはA30シリーズを持っているユーザーからすれば特に需要がないとはいえ、それ以前の機器からの乗り換えは十分ありだと思います。
カラーバリエーションもA30シリーズとは少し違うラインとなり、SONYも明確にA30シリーズ以前のユーザーをターゲットにしているのが伺えます。
また自分みたいな物好きなSONYファンにしてみれば惹かれるポイントがあり、ぜひ発売されたら購入したいなと思っています。
店頭予想価格は16GBイヤホン付属が29000円前後、付属しないものが22000円前後とされていてA30シリーズと大差がない価格設定となっています。
いろいろな方に薦めたい製品となっているので、気になった方はぜひ!
それと同時発売のイヤホン・ヘッドホンもすごい気になりますねぇ...
関連サイト
※「ノイキャン」はSONYの「ノイズキャンセリング」の略称です。
あの「プチプチ」がGoogle日本語入力として登場?!
ついに新年度、2017年度が始まりましたね。
ソフト紹介が続いていますが、今日はとある製品のご紹介です。
勘がいい人は最初の数行で気づいてしまうかもしれません?笑
<Today's Contents>
- Googleのホームページに...
- あの「プチプチ」がキーボードに?!
- どんな仕組みなんだ?
- インテリアとしても
- プチプチは何でも使えるの?
- 細かい仕様とお値段は?
- 発売日は?
- 更に詳しい情報はこちら!
- まとめ
Googleのホームページに...
「Google 日本語入力プチプチバーション」
4/1、日付が変わってから調べ物をしているとGoogleのホームページの下の方に何やら気になる文章が。
「ん?なんだこれ?」
そう思ってクリックしてみると、Google日本語入力のページに飛ぶのでした…
あの「プチプチ」がキーボードに?!
※ここから先はネタバレ要素を含みます。
ネタバレしたくない方は先にGoogleのホームページへからどうぞ。
梱包によく使う、あの「プチプチ」
そうです、なんとGoogle日本語入力があの「プチプチ」でも利用できるようになったんです。
公式の紹介ページ曰く
「空気のように、軽やかな入力。」
無機質なキーボードやつるつる滑るだけの味気ないタッチスクリーンとはもうサヨナラです。Google 日本語入力 プチプチバージョンは、従来のデバイスにはない手触りを追求して究極のユーザー体験を実現しました。
というわけだそうです。
なんかすごいものが出てきましたね…
では、もう少し詳しく掘り下げていきましょうか。
どんな仕組みなんだ?
対応するプチプチを機械に通すとキーボードとして利用できるようになる
やはり一番気になるのはそこですよね。
ただのプチプチがどのようにしてキーボードとしてなるのか。
「マークシート」をイメージするとわかりやすいかもしれません。
対応するプチプチの対応するキーボードの部分を潰し(「け」と打ちたければキーボードでいうところの「K」と「E」の部分にあるプチプチを潰す)、専用の機械に通すと見事入力されます。
しかもローマ字入力に限らず、点字風入力やUTF-5風の入力ができるのもあのプチプチだからこそできることですね。
現在普及しているのは固いキーを持つキーボードですが、柔らかいプチプチのキーボードが今後の主流にもなりそうな気がします。
インテリアとしても
写真のように透明なプチプチはインテリアとしても活用することができ、シンプルだからこそ味わえる独特の雰囲気を醸し出します。
ただ一つだけ気に入らない点があるとすれば、専用の機械の柄ですかね...
木目調といったような柄が出ることに期待しましょう。
プチプチは何でも使えるの?
カラーバリエーションや入力形式は様々
残念ながら、どのプチプチでもというわけにはいかなそうです。
対応する専用のプチプチも同時に発売されるようで、こちらでないとキーボードにはならないようです。
現在のところキーボードとなるプチプチは一色しか発表されていませんが、公式ページでは様々なカラーバリエーション、入力形式に対応したプチプチを開発している旨の表記がなされており、今後にの発表に期待ができそうです。
細かい仕様とお値段は?
気になる値段の前に、先に細かい仕様を確認してみます。
公式ホームページより
どうやら2種類のモデルが出るようです。
こちらが携帯可能なハンディタイプ
先にご紹介したものは一般的な「スタンダードタイプ」のようで、これとは別に携帯可能な「ハンディタイプ」もあるようです。
どちらも接続はUSBと一般的なキーボードと変わらない使用が可能です。
ハンディタイプは厚みが5cm以下とカバンに入れてもがさばらないサイズなのがうれしいですね。
さて気になるお値段なのですが、今のところ発表はされていません。
しかし内部構造も単純なようで、一般的なキーボードよりも少し高めの4000円程度といったところになるのではないでしょうか。
発売日は?
こちらも今のところ発表はされていません。
市場調査の結果を踏まえて判断するようです。
こんな斬新なキーボード、予約が殺到しそうですが…
続報に期待ですね。
更に詳しい情報はこちら!
公式ホームページでは製品のプロモーションビデオも公開されており、より詳しい説明がなされています。
開発に至った背景なども公開されていますから、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
公式ホームページやブログでは簡単な紹介が載せられていますので、こちらもぜひご覧ください。
まとめ
さすがはあのGoogle、やることが違いますね。
これまで様々なキーボードをGoogleは発表してきましたが、まさかプチプチがキーボードになる日が来るとは...
開発には80%の窒素と20%の酸素が含まれているようで、ぜひ発売されたら購入してみたい一品です。
皆様もこんな変わったキーボードですがこれからのスタンダードになり得る製品ですから購入を検討されてみてはいかがでしょうか?
※この記事内での画像は特に記載がない限り公式ホームページから引用させていただいています。
※「プチプチ」は川上産業株式会社の商品名称です。
(この記事には追記があります。)
続きを読むおしゃれなタスクバーランチャーアプリケーション「ExtraMenu」紹介!
2日連続してソフトの紹介です。
今回は自作したものではなく、ちょっとおもしろいソフトを見つけたので紹介します!
<Today's Contents>
どんなソフト?
※公開元ページより
ランチャーアプリケーションは数多くありますが、この「ExtraMenu」はタスクバーのアイコンをクリックするとランチャーが表示されるというものです。
タスクバーの正方形のアイコンをクリックするとランチャーが表示される
ランチャーには任意のショートカットやフォルダー、実行ファイルが貼り付けられ、ドラッグアンドドロップで簡単に配置が可能です。
表示はWin8/10のスタートメニューに似たアプリ風となっており、ランチャーのベースとなる色も多数用意されています。
基本的には表示された後、他のウィンドウをアクティブにすると消えますが、上部の「メニューを...」をクリックすることで表示が消えないようにすることも可能です。
常駐型のソフトですが動作は軽く、ランチャーの色や透明度を細かく設定することも可能なのでおすすめのランチャーソフトです。
こんな人におすすめ!
・タスクバーにアイコンを多数並べてたいが、きれいにまとめておきたいという場合
・スタートメニューを開いてソフトを探すのが面倒な場合
ランチャーソフトなので好みはあると思いますが、自分はタスクバーを左に配置していることでアイコンがすぐにあふれてしまうので重宝しています。
ダウンロード&仕様
ダウンロードや更に詳しい説明はこちらからお願いします。
開発者が日本人ということもあり、安心して利用できますね。
仕様
作成者:ぐーたら本舗
ソフトバージョン:1.0.0.9 (記事公開時点)
対応OS:Windows7以降 32/64bit
※詳しい仕様はダウンロード先に記載されています。
なかなか便利なソフトなのですが、レビュー記事がどこにもないんですよね。
というわけで今回紹介させていただきました。
今後もコアなフリーソフトがあったら紹介していきます。
パソコンの「製造元表示」を変更しちゃう?、「OEMデータ 編集ツール」公開
2019.6.27 [v2.0を公開しています]
今日は久々の自作ソフト公開です。
鉄道から離れ、ユーティリティー的なソフトですが。
<Today's Contents>
どんなソフト?
赤枠内の情報がいわゆる「OEM情報」
今回公開するソフトは「システムのプロパティ」に表示される「OEM情報」を書き換えるツールです。
わずか数ステップで書き換えが完了してしまう
通常この情報を書き換えるにはレジストリの操作が必要なのですが、ウィンドウのテキストボックスに項目を入力し、「反映」ボタンをクリックするだけで情報を書き換えることが可能です。
書き換えることができるのは
・製造元(メーカー名などを記述)
・モデル(型番、モデル名など)
・サポート各種情報(電話番号・営業時間・Webサイト)
・ロゴ
の6つです。
バックアップ&インポート機能も搭載
書き換えはレジストリを上書きする形になるため本来のOEM情報が失われてしまうことになりますが、バックアップ機能を搭載していることで簡単に復元を行うことが可能です。
PCを譲渡する際やちょっとしたいたずらにも利用できますね。
(する人なんてほとんどいないと思いますが笑)
注意点
元々OEM情報が存在していた場合、バックアップを取らずに編集すると元に戻せません!
元々情報が存在していた場合は必ずバックアップを取るようにお願いします...
筆者はいかなる場合でも責任を負いかねますのでご了承ください。
こんな人におすすめ!
・PCを譲渡する場合などサポート情報を書き換えたいとき
・ドッキリ(?)を仕掛けたいとき
一応書いてみましたけど特にお勧めする場面はないですね、はい。
ダウンロード&仕様
休日に何を思ったか急にソフトが作りたくなって作った突貫ソフトですが、使いようによっては結構使えるソフトだと思います。
興味があればぜひダウンロードしてみてください!
ダウンロードは下記のリンクからお願いします。
(今回から爆速アップ/ダウンロードで話題のNofile.ioでの公開としています。)
サイト閉鎖に伴い公開終了しました。
最新のソフトは以下の記事からダウンロード可能です。
仕様
作成者:Chansei
ソフトバージョン:1.1 (記事公開時点)
動作OS:WindowsVista以降 32bit/64bit
※.net framework 4.1以上がインストールされていることが必須です。
開発環境:Windows10 Pro Insider Preview (64bit RS2/RS3)
VisualStudio Community 2017 RC (.net Windowsフォームアプリケーション)
詳しくは同封しているReadMeファイルをご確認ください。
そろそろVistaがサポート終了ですね...記事書かなきゃ。
Office2013 ついに一部サポート終了へ
Officeのサポート終了ってあまり意識しませんよね。
Microsoftは今月2日、Office2013に対する一部サポートを今月末をもって終了すると発表しました。
というわけであまり気にすることがないOfficeのサポート終了に関して詳しく取り上げていきます。
<Today's contents>
Office製品のサポート終了でどうなるのか
OSのサポート終了はテレビでも取り上げられ、広く告知されるために把握される方が多いと思われますがOfficeはかなりひっそりとサポートを終了していきます。
そしてOSサポート終了に比べ危険性の認識が低いのは事実です。
ということで、まずOffice製品のサポートが終了するとどのような危険性が生まれるのでしょうか。
脆弱性をつかれてウイルスに感染する恐れ
定期的にOffice向けの更新プログラムが配信されている
Office(に限らずすべての製品)には脆弱性が存在しています。
Microsoft製品の場合、この脆弱性が見つかるたびに更新プログラムという形で修正しています。
しかし、サポートが終了すると仮に脆弱性が見つかってもそれを修正する更新プログラムが配信されないため、その脆弱性をつく悪意あるファイルを開いてしまった際にウイルスに感染する確率が高まります。
ではサポート終了後の対策はどうすればいいのかという話となりますが、サポートが切れたOfficeは使わないのが一番ということになってしまいます。
しかしながら、ウイルス対策ソフトを導入していれば使い続けても何ら問題ないと思います。
仮に悪意あるOfficeファイルをダウンロードしてしまってもウイルス対策ソフトが検知するはずですからね。
Office2013 一部サポート終了で何が起こるか
ここから本題ですが今回の一部サポート終了はあまり注目しなくても問題ないのかな、とは思います。
Office365でのOffice2013の使用は不可に
Office365では現在、Office2013とOffice2016どちらを利用しても問題ないことになっていますが、来月以降はOffice2016のみがダウンロードおよびインストール可能となります。
なお現在Office2013をOfffice365で使用している場合はそのまま使い続けても特に問題はないようですが、MicrosoftはOffice2016へのアップデートを推奨しています。
カスタマーサポートは今月で終了
カスタマーサポートと(詳しい説明がないためおそらくですが)オンラインでのトラブルシューティングが今月末をもって終了します。
発売から4年が経ち、Office2016が発売されたこともありOffice2016への移行を促したいんでしょうね。
このように今回はサポートの一部が終了するだけで、メインサポート(更新プログラムの配信等)は引き続き行われていきます。
したがってOffice2013を使用しているユーザーでも特に対策をする必要はなさそうです。
Office製品のサポート状況
ではここで各製品のサポート状況を確認してみましょう。
Office2003以前のOffice製品
→すべてのサポート(延長サポート含め)が終了しています
さすがにOffice2003以前のOfficeを使用している方はほとんどいないと思いますが、すべてのサポートが終了しています。
実はOffice製品のうち3%近くはOfice2003、そしてそれ以前のOfficeも含めると5%近くもシェアがあるんですね。
ここまで古いとセキュリティ上かなり危険なため、もし使っている方がいたら早めに新しいOffice、あるいは類似したソフトにに移行することをお勧めします。
Office2007
→今年10月10日を持ってサポートが終了します
世代的にはWindowsVistaあたりですかね。
昨年時点でOffice全製品のうち11%がOfffice2007ということで、サポート終了の影響を受ける方はかなりいるのではないでしょうか。
公式ページでも今年10月にサポート終了する旨の記述がなされている
Office2007に関してはまたサポート終了の時期が近付いたら取り上げようかなと思います。
ちなみに、Mac向けのOffice For Mac 2011に関しても同日にサポートが終了します。
Office2010
→2020年10月13日にサポートが終了します
世代的にはWindows7ということもあり、今もOffice製品の44%がOffice2010となっています。
実際筆者の周りの環境でもOffice2010を使用しているところはかなりありますね。
サポート終了まで3年ほどありますが、2020年にはWindows7もサポートを終了するためかなり注目されそうですね。
Office2013
→2023年4月11日にサポートが終了します
今までのOffice製品とは一線を期す形でリリースされたOffice2013。
Windows8世代と考えるとUIや仕様の大幅変更も理解できますね。
Office365が導入されてからもプリインストールという形でかなり流通していますので利用されている方は多いのではないでしょうか。
とはいえサポート終了まで6年あり、特にまだサポート終了を意識する必要はなさそうです。
Office2016
→まだサポート終了は発表されていません
昨年リリースなだけあってまだサポート終了に関しては発表されていません。
Office製品のサイクルが10年であると考えるとおそらく2026年にサポート終了するとは思われますが。
正直Office2013で十分かなとは思いますが、ファイルの保存でウィンドウを開かなくてもいいとかどうでもいい地味なところが進化してるんですよね。
とはいえ実際、普及率も2.4%にとどまっています。
個人的な予想ですがプリインストールがOffice2013などに比べて圧倒的に少ないことで普及率が低いんでしょうね。
まとめ
今年気を付けるべきはOffice2007とOffice For Mac 2011のみですね。
Mac向け製品がどの程度普及しているのかわかりませんが、Office2007同様に注意が必要です。
一方今回のOffice2013一部サポート終了もユーザーにはほとんど影響ありませんし。
ところで、いらない子だったWindowsVistaは今年4月のサポート終了が目前に迫ってきている上、Windows7もあと3年でサポート終了となりますし、Windowsを大きく変えた2製品もそろそろお役御免なんですね。
(正直Windows7に関してはサポート延長しそうですけどね。)
サポートが終了するOffice製品を利用されている方は、この機会にOffice2016やOffice365への移行を検討されてみてはいかがでしょうか。
個人的にはOffice2010以前の製品からOffice2013/2016への乗り換えはアリかと思っています。
Microsoft Office Home and Business 2016 (最新)|カード版|Win対応
- 出版社/メーカー: マイクロソフト
- 発売日: 2016/12/03
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Microsoft Office 365 Solo (1年版)|オンラインコード版|Win/Mac対応
- 出版社/メーカー: マイクロソフト
- 発売日: 2014/10/17
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それでは、各種リンクです。
Office2013 一部サポート終了に関するお知らせ
Office製品のサポート終了に関するご案内
2017年にサポート終了する製品一覧
※今回記事内で触れている「Office製品の普及率」ですが、「キーマンズネット」発表の「国内企業におけるOffice普及率」のデータを参考にしています。
それでは・・・。
明日はいらない子のWindowsVistaについてでも取り上げようと思います。